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胎内への道中の風景など



ここ何年か通っている「胎内 星まつり」。
その会場へは、関越自動車道を小出ICで降り、国道290号を通って行きます。
その途中、只見線に沿って走り、その後は山中を走ることになります。
阿賀野川を超え、山を越えた辺りから新発田の水田地帯となります。
ここまで来ると、目的地の「胎内自然天文館」はあと少しです。
帰りは、逆順に走ることになりますが、途中、五頭温泉郷で汗を流して帰ります。

トピック

2024/9/23  胎内星まつり2024に参加した時の風景を追加しました。
今回は、当日中に会場に到着するようにしたので、往路は途中で日が暮れ、20:10の到着となりました。
そのため、往路の写真はなく、復路で県道60号を通った時に写真を撮りました。
胎内の農家さんに無理を言ってお米を分けていただいたのですが、農家さんの在庫も激減のようです。
ただ、今年の作柄は良いそうで、間もなく新米の収穫が始まるので、落ち着くだろうとの事。
途中の県道60号線沿いに広がる新発田市郊外の田んぼを見る限り、収穫も間近に思えました。


胎内への道中の風景など
インデックス

赤城高原サービスエリアからの眺望


                    2016/8/26 6:30                <三峰山>
関越自動車道 赤城高原サービスエリアは、新潟の胎内星まつりに行く際、仮眠するときに使います。
この辺りは地理的に霧が発生しやすい場所のようで、道路に沿ってライトが多数設置されています。
濃霧時に走ったことがありますが、進行方向が分かり易いので助かりますね。
その下り赤城高原サービスエリアの裏手にある展望エリアからの眺望です。
案内板があるのですが、案内板の方向と実際の見える山々の方向がかなりずれていました。
案内板の正面は、写真の左側の林の左端です。案内板の中央から少し左に三峰山が記載されています。
その三峰山は、写真では右端に近い所に写っています。設置方向をもう少し考えてほしいですね。
話がそれましたが、この日は霞んでいて、谷川岳や武尊山など、遠くの方は見えませんでした。

谷川岳パーキングエリアからの眺望

 
2015/8/21                  2016/8/26
2015/8/21の時は、雨上がりで雲というか霧が山肌を這い、かなり視界が悪い状況でした。
2016/8/26の時は、晴れていましたので秋の気配が感じられる写真になりました。
ここは標高624mとそれほど高くはないですが、それでも平地よりは季節の移ろいは早いのでしょう。

塩沢石打サービスエリアからの眺望


2019/8/22 8:25
夜半に降っていた雨も、朝方にはほぼ止み、山麓には山霧が立ち上り、ゆっくりと流れていました。



サービスエリアを出てしばらく進んだ五日町付近の景色です。
山麓の低い所で、ほぼ横一線に山霧がなびいています。
右の方で煙突から出ている煙は少し青味がかっていますが、霧はほぼ真っ白ですね。
山間部のみを見ているとモノトーン調で、水墨画のような雰囲気があって好きです。

JR只見線の沿線

2013/8/25
小出ICを出て、国道290号に入るまでは、しばらくJR只見線と並行して走ります。
その魚沼田中駅と越後須原駅の間に福田新田休息所と駐車場があり、そこから景色になります。
只見線は、この写真を撮った場所の足元を走っています。右下に設備の一部が見えています。


2015/8/21
越後須原駅から魚沼田中駅の方に向かう2両編成の車両です。
鉄橋を走る所を撮りたいのですが、1日に4往復しかないのでタイミングを合わせられていません。

 
2016/8/26 9:53             2018/8/22 19:25
2016/8/26 福田新田休息所の外れの方まで行って、眼下に見える破間川に架かる鉄橋を撮ったものです。
この鉄橋の上を走る列車を撮りたいと思っていますが、まだ、撮ることができていません。
2018/8/22 日が暮れてからの到着となりました。照明がナトリウム灯なので、オレンジ色になっています。
ホワイトバランスをこちらに合わせると、景色の色バランスが崩れるため、いかんともしがたいです。
この後、列車が通るのを待ち、写真撮影にトライしたのですが、うまくいきませんでした。
カーブから入ってくるので、前照灯がまともに入り、ここからの夜間撮影は無理と分かりました。


2019/8/22 10:50
只見線の越後須原駅に立ち寄り、時刻表を見ると下りが10:22に出ることが分かりました。
多少待ち時間があったのですが、これを逃すと次はいつ撮影のチャンスが来るか分かりません。
先ほど通り過ぎた福田新田休息所へ戻り、近くの破間川に架かる鉄橋が見える場所でスタンバイしました。
越後須原駅の下り列車の発車時刻は10:22です。ここから近いので通過時刻は、10:30前と予想していました。
ところが10:30になっても、10:40になっても列車は現れません。しびれを切らした10:50にやっと現れました。
この撮影がメインではないとはいえ、写真を撮りたいと思ってから、実に4年もかかってしまいました。


2019/8/25 17:31
タイミングが良いと重なるものなんですね。新潟からの帰りにも撮影できました。
何の気なしに越後須原駅に立ち寄り、ふと時刻表に目をやると、今度は上りが17:33の発車となっていました。
後、20分ほどで到着します。急いで福田新田休息所に向かい、列車が来るのを待ちました。
今度は、ほぼ予想通りの時刻に列車の近づく音が聞こえてきて、上り列車もバッチリ撮れました。
行きは、前日からの豪雨で破間川が増水し、バックの川が濁った茶色なっていました。
しかし、帰りの時には普通の川に戻っていたので、水面に景色が映るほど穏やかでした。


2023/8/20 18:21
福田新田休息所に着いたのは18:15で、間もなく日が沈む時刻になってしまいました。
雲が何となくピンク色を帯びているのはそのためです。
只見線が全線開通したのは2022/10/1で、もう少しで1年になります。
そのため、改めて列車の写真を撮りたかったのですが、この時刻に通る列車はありません。
そのため、鉄橋のみの写真となりました。縦に撮った写真3枚を合成したので、上下の写野が広いです。

国道290号線沿いの風景


2013/8/23
守門と栃尾の間を走る290号線沿線の風景です。
山間部なので、ため池が作られており、田んぼも棚田のようになっています。


2023/8/20 17:59
長岡市の松尾付近を通りかかったときに撮ったのが上記の写真です。
ごらんの通り、山間部に入ってしまったので、所々に棚田のような水田が見られる程度です。
日が暮れてきて、空は明るくても、日が当らなくなって林などは薄暗くなってきています。


2009/8/28
この写真も国道290号沿いの風景で、この辺りは遮るものがないので見通しが利きます。
この辺りも棚田になっていて、棚田の大きさなどは傾斜の関係でしょうか、バラバラです。


2013/8/23
この写真も国道290号沿いの風景ですが、谷筋に作られた谷津田(谷地田、谷戸田)です。
この辺りはしっかり管理されていますが、関東平野では放棄地になっているところが増えています。
農家の老齢化などで、維持できなくなっているのは残念なことです。


2023/8/20 17:19
三条市の大平付近を通りかかったときに撮ったのが上記の写真で、2013/8/28の写真は中央奥の方になります。
この辺りになると山間部になるので、谷津田のような所に田んぼが広がっています。
今年は暑さのせいかもしれませんが、稲の色付きは早いようで、2013年の写真とはかなり違います。


2023/8/20 16:08
五泉市の上野を通りかかったとき、この辺りも田園が広がっていたので一時停止。
そこで撮ったのが上記の写真で、田んぼの色が異なるのは、異なる品種が植えられているからでしょう。
その田んぼの中にポツンと1軒の家が見えているのが、印象的でした。



国道290号線沿いの豪雨被害の様子

国道290号線沿いでは、2011年7月、2013年7月に豪雨被害が発生していました。

 
2011/8/26
2011年7月の豪雨被害の様子です。
左の写真で奥の方に杉の立ち木が見えていますが、同じように川の手前にも植えられていました。
その手前側には田んぼがあったのですが、杉がなぎ倒され、田んぼは土砂に埋もれていました。
この近くでは、田んぼの中に杉の倒木が所々で見られ、大きな被害を受けていました。
下記は、2012年の復旧作業状況です。まだ、道半ばといった所でした。

<2011/8/26の様子>            <2012/8/24の様子>
     .
手前の岸に杉が並び、その内側は水田でした。     コンクリートで護岸工事中でした。 .

<2011/8/26の様子>            <2012/8/24の様子>
     .
 水田は土砂で埋まり、稲は全滅状態でした    まだ、杉の木が残り、水田も埋もれたままでした
 
2013/8/23

2013/8/25
2013年の豪雨被害の様子です。
上段左の写真は、2011年の写真の道路の反対側の田んぼです。
山の斜面に数ヶ所、地滑りの後が見られ、田んぼの中に土砂や立木が流れ込んでいました。
上段右の写真でも、奥の山の斜面に数ヶ所土砂崩れの跡が見られます。
下段の写真は、通ってきた道路の様子です。
通った時、横の斜面に土砂崩れの跡が見られたのですが、遠くから見ると大きく崩れているのが分かりました。
防護壁の設置がなければ、もっと大きく崩れていたのかもしれません。


新発田市の市街地に広がる田園風景

 
2017/7/30
新発田市街を迂回するために、農村内の生活道路を通りますが、米所だけに広大な水田が続きます。
今年は1ヶ月早いので、例年は黄色く頭を垂れていた稲も、まだ青々として元気に穂を立てています。
ほぼ1ヶ月の差ですが、これほどの違いがあるとは思いませんでした。


2016/8/28
星まつり会場を後にしてすぐの所にある、谷筋に作られた棚田です。
この辺りは、昼と夜の寒暖差が大きいため、魚沼同様においしいお米が取れるそうです。


2009/8/28
新発田市街を迂回するために、新潟県道60号住吉上館線を通りますが、米所だけに広大な水田が続きます。
2枚の写真を接いでありますが、それでも収まりきれません。
この年も稲の出来は良さそうに見えます。ノシメトンボが止まっていて、秋が近いと感じさせてくれます。


2016/8/28
こちらも2枚の写真を接いであり、上から見た写真なので、こちらの方が広さは感じます。
この年もいくぶん早めに稲穂が首を垂れ、見た感じでは、出来は良さそうに見えます。



2023/8/20 13:30
新発田市内の混雑を避け、田園地帯のど真ん中を走る県道60号へ迂回するのが常です。
その途中から撮ったのが上記の2枚の写真で、上が日本海側、下がその反対側になります。
空の様子や稲の色など、同じ場所とは思えないほど雰囲気が異なっていました。



2024/8/25 12:16,12:26
新発田市内の混雑を避け、田園地帯のど真ん中を走る県道60号へ迂回した際に撮った写真です。
上が道路の右手(日本海側)で、下がその反対の左手(山側)になります。
昨年同様、稲の色がまったく異なり、同じ場所とは思えないほど雰囲気が異なっています。
ただ、見てわかる通り、稲が首を垂れて作柄は上々のようです。収穫が始まるのもそう遠くはなさそう。
令和の米騒動が早く収まってくれるのを願うばかりです。


2013/8/25
その田んぼの中、所どころでアスパラガスの畑が目に付きます。
普通のアスパラガスに加え、アントシアニンの多い紫アスパラガスが栽培されているそうです。

 
2013/8/23
この年は、例年通りなのでしょうか、稲穂がいくぶん色付いている程度です。
2016年の写真と比較するとその差は歴然でしょう。その写真の中央付近を拡大したのが右の写真です。
雨上がりで、山肌を木々から立ち上る霧が多く、山水画を見ているようでした。

 
2013/8/25
新発田市を流れる加治川です。撮影した橋の反対側では、子供たちが遊んでいました。
子供の頃には、よく見かける光景でしたが、最近では珍しくなってしまいました。
きれいな川が減ったこともありますが、危ない遊びはさせられないと禁止になった所が多い事もあります。
以前は、大きい子(要はガキ大将)にどのような場所が危ないのか、教えてもらって遊んでいた気がします。
最近は、そのような子供の組織も希薄になってノウハウが伝わらないのも、禁止になっている要因でしょう。

国道7号線沿いの日本海沿岸部の風景(2017/7/27)


<鶴岡市立加茂水族館>
白いモダンな建物が、2014/6/1にリニューアルした鶴岡市立加茂水族館です。
その左に見える小高い岩山の上に見えているのは、白い荒崎灯台です。

 
<白山島付近>                <堅苔沢付近>
白山島(はくさんじま)は3,000年前の火山性噴火で出来たといわれていて、高さ72mの島です。
砂浜から島まで177mの赤い橋がかけられていて、島には散策路が整備されているそうです。
また、263段の石段を上ると白山神社があり、そこからの日本海の眺望は絶景とのこと。
由良温泉を過ぎて、県道50号線から国道7号線に入り、少し進んだところが堅苔沢です。
この当たりの海岸も、岩礁がたくさんある海岸で、安山岩の板状節理があちらこちらで見られます。

 
 <塩俵岩>                 <荒倉山付近>
塩俵岩の所には駐車場があって、直ぐ近くで見ることができます。
塩俵岩は、層状節理とこれに直角に発達した柱状節理が交差し、塩俵を積み重ねたように見えます。
荒倉山付近の県道50号線沿いの風景で、海岸の直ぐ脇に道路があります。
この辺りの地層は30°ほど傾いていて、柔らかい岩の浸食が進んでいます。
そのため、硬い岩が線状に並んで海から顔を出しています。
入り組んだ地形が海中にも続いていて、良い漁場になっているのでしょう。
漁をしている漁船が何隻か、岸近くに見えていました。

   
<塩俵岩付近の岩礁>
塩俵岩辺りには、塩俵岩と同じ板状節理と柱状節理が発達した岩が多く見られます。
左端写真で奥に見えるのは、塩俵岩にほど近い暮坪の立岩です。
高さ51mの岩で、頂上には常緑木が密生しています。

奥胎内ヒュッテ付近と途中の風景(2019/8/22)

「胎内 星まつり」の会場からさらに奥の方に上った所に奥胎内ヒュッテがあります。
ここは、アカショウビンが見られるスポットとして有名で、行ってみることにしました。
ただ、前日から雨が降ったり止んだりで、ちょっと心配な空模様でした。
案の定、目的地が近づいたころに雷鳴が鳴り始め、土砂降りとなりました。
しばらくすると小止みにはなったのですが、期待薄。
奥胎内ヒュッテについて、係の人に聞いてみたのですが、朝から声は聞いていないとのこと。
しばらく散策して戻りましたが、行きに見かけた野生のサルが、まだ道路にいたので撮ってきました。

 

 

奥胎内ヒュッテには、胎内川沿いの道を上って行くのですが、途中に胎内川ダムがあります。
結構大きなダムで、赤く塗られた鉄部がアクセントになっています。
このダムの少し手前に、風倉発電所があります。その名板になつかしい黒川村の名がありました。

 

この荒れた天候では、アカショウビンには合えそうもないとあきらめ、近くを少し散策。
その途中で見かけた樹ですが、どうやったらこんな形になるのでしょうか。
雪の重みでこうなったのではと思いますが、自然の作った造形は不思議です。

 

 

引き返す途中で、来るときに出会った野生のサルたちがまだ居ましたので、写真を撮りました。
車から降りるのは流石にまずいので、車でそっと近づき、窓を開けて撮影したものです。
雨が降った後なので、母親が子猿を抱きしめて温めているのでしょうか。なんとも、微笑ましいですね。
左の写真は、道路が温まっているからでしょうか、無防備に道路に突っ伏して毛繕いしてもらっています。
下段は別のカップルですが、くつろいじゃって、なんとも気持ちよさそうな表情です。

話は変わりますが、星まつり会場に近い農村部でも野生のサルを見かけました。
こちらは1匹だけでしたので、群れから追い出されたオス猿ではないかと思います。
非常に警戒心が強いようで、車などから俊敏に逃げていました。
農家の方の話ですが、畑の野菜を食い荒らされた経験がよくあるとのことです。