開催日 | : | 2015/8/21(金)〜8/23(日) |
開催地 | : |
新潟県胎内市胎内平(星まつり会場) 新潟県胎内市夏井1251-7 胎内自然天文館 |
星まつり会場の周囲には、期間中のみテント設営が許可されます。 「亀田星っ子クラブ」の皆さんが、いつもテント設営されていた場所は、昨年から駐車場に変更となっていました。 展示場所に飲食可能な店舗を設定したため、駐車場所が減り、その駐車用になったようです。 そのため、道路脇の林内にテントを設営されていましたので、その近くをお借りしました。 道路左側、木立の下で道路側に白い垂れ幕が見えているのが、「亀田星っ子クラブ」のテントサイトです。 私がテントを設営したのは、画面左側の林内で、写真には入っていません。 |
上の写真は、芝生広場とその隣の林内に設営されているテント群です。 今年も、思い思いの場所にテントを張って、星空を楽しもうという方々がたくさんいました。 |
お昼頃の出展ブースの様子です。空は厚い雲に覆われ、今にも雨が降り出しそう。 雨が降ったりやんだりで、自慢の自作望遠鏡やデモ用望遠鏡もシートが外せません。 お昼とはいえ、人出もまばらです。夕方、もっと人は増えますが、それでもちょっと少ないですね。 |
話は変わりますが、例年、「亀田星っ子クラブ」のテントサイトに持ち寄られる日本酒などです。 今年も各地から持ち寄られた日本酒などを、いろいろと飲み比べながら、お酒談議などで盛り上がりました。 定番の越乃寒梅に加え、三春駒、久保田生原酒(この時期には入手難とのこと)、景虎の梅酒など、など。 今年は、日本酒の梅酒が話題でした。会場の酒屋でも、景虎、越乃梅里ともう1種類が販売されていました。 私は、いつも神奈川県内の酒蔵、久保田酒造さんで仕入れていくのですが、ここにも梅酒が置いてありました。 日本酒の梅酒は、以前からあるそうですが、今年はちょっとしたブームなんですかね。 |
毎年、胎内へは、前日に出て、赤城高原SAで仮眠しています。
いつも通り、夜中に着き、翌朝、谷川岳PAへ朝食を取るために向かいます。 谷川岳PAに付くと、改修工事中でいつもの売店や食堂がなく、仮設の売店しかありません。 良く見ると、仮設売店の奥に移動販売車が止まっており、そこでモツ煮が売られていました。 朝食にモツ煮定食を食べ、仮設の給水所で谷川岳の湧水をタンクに詰めて出発です。 谷川岳PAから仏岩方向を撮ったものです。 この日は、山肌から雲が湧き、空にも雲がべったりと張り付いていました。 ススキが穂を伸ばし始めており、天気が良ければ秋の訪れを感じさせてくれたと思うのですが、ちょっと残念。 |
小出で高速を降り、只見線に沿って北上します。左は、越後須原駅の手前で一休みしたときの写真です。 横を流れる破間川の崖沿いの鉄橋です。ここを列車が通っていれば、良い写真になると思います。 右の写真は、越後須原駅を出ていくディーゼル車です。後数分後には、先ほどの場所を通ります。 車で戻っても追いつけないので諦めましたが、来年は時間を合わせて撮影にトライしたいと思います。 後で、時刻表を調べてみると、1日に4往復しか走っていません。時間的には、このタイミングしかないようです。 いつものように栃尾の道の駅で、揚げたての熱々「油揚げ」をネギと鰹節、醤油でいただきました。 近くの新鮮な野菜を売っている所で、今年もまくわ瓜と野菜類を調達しました。 今年も、新発田に近づくと、雨がしとしとと降り始めてしまい、直ぐに止む気配はありません。 会場に到着したときも、しとしとと雨は降り続いており、止む気配は一向にありません。 雨のなか「亀田星っ子クラブ」の方に場所をお借りし、テントを設営。 寝る場所を確保して、「亀田星っ子クラブ」の面々に交じって、夜を待ちました。 が、やはり晴れることはなく、雨の中、1日目が過ぎました。 |
いつものように、最後のオークションを見て、テント、タープを撤収しました。
皮肉なことに、今年も青空が広がる良い天気になり、撤収は苦労する事もなく、すんなりと完了。 お昼過ぎに会場を出発し、帰路は来た道を逆にたどります。 この辺りは、米どころだけに広大な水田が続きます。 今年も稲穂が首を垂れ、収穫もそう遠くなさそうです。 今年の出来はどうなのでしょうか。見た感じでは、出来は良さそうに見えます。 いつものように、「出湯うるおいの里」に立ち寄り、一汗流し、さっぱりして出発です。 帰りに野菜をと思ったのですが、栃尾に付いた時には4時を過ぎていたので買えませんでした。 道の駅の方は、まだ、店じまい前でしたので、熱々の油揚げをいただき、小出までもどりました。 高速に乗る頃には、日も暮れて、うす暗くなってきました。 谷川岳PAに付いた頃には、すっかり日も暮れて、街路灯が点灯し始めていました。 ここで、晩飯としてモツ煮定食を食べ、湧水をタンクに詰めて、PAを後にしました。 赤城高原SAで休息を取り、最後の一頑張りと出発したものの、途中で睡魔に襲われ、駒寄PAで休憩。 ちょっと仮眠のつもりが、気が付くと1時間以上眠り込んでいました。 そのため、川越で高速を降り、16号経由で自宅に付いたのは、日の変わった0時45分頃でした。 翌日のニュースで、自宅に付いた頃、「相模総合補給廠」で爆発があったことを知りました。 爆発の15分ほど前、車で近くを走っていたのですが、少し遅れていたら現場に居合せたかも。 中国の爆発事故を思い出して、冷や汗が出ましたが、外部に影響はなかったようですね。 |
ハナハマセンブリ オトギリソウ オトギリソウ(拡大) 2015/8/21 谷川岳PAで朝食を取った時、近くで見かけた野草です。 ピンクの花のハナハマセンブリは、花の付き方がなんとなくリンドウに似ています。 調べてみると、やはりリンドウ科の植物でした。 1988年に最初の報告があった、比較的新しい帰化植物です。 なお、通常は5花弁の花なのですが、写真のものは花弁が6枚あります。 一方、黄色いオトギリソウは在来種で、1日花です。 ちょっと見ずらいですが、花弁に汚れのような黒い線が見られます。 |
ボタンヅル クズ ヤブツルアズキ 2015/8/21 高速を小出で降りて、只見線沿いに進んでいる際、越後須原駅近くで見かけた野草です。 ボタンヅルの花は、花弁はなく、花弁のように見えるのは4枚の白い萼片です。 あまりしげしげと見たことがなかったのですが、クズの花はエンジ色でインパクトのある色合いです。 黄色い花は、ヤブツルアズキの花で、小豆の花とそっくりです。 |
ナツズイセン サワギキョウ 2015/8/21 上条で290号線に入って、栃尾に着くまでの山中で見かけました。 ナツズイセンは、道路脇で大きな茎を伸ばして、咲き誇っていました。 他に花はなかったので、草原の中では非常に目立つ存在でした。 サワギキョウも道路脇で見かけたものですが、目立つ色ではないので、見落とす所でした。 |
サジガンクビソウ オヤマボクチ . 2015/8/22 会場近くのテントサイト近くで見かけました。 サジガンクビソウは緑白色の筒状花のみの花なので、元々、目立つ花ではありません。 時期的にちょっと遅いようで、見かけたものは全て花後のようで、緑色をしています。 一方、オヤマボクチは時期が早く、まだ、ツボミの状態でした。 開花すると、淡紫色の花なのですが、まだ、緑色のイガグリのような状態です。 おそらく、開花するまでには1ヶ月程はかかるのではないでしょうか。 |
シラヤマギク カントウヨメナ カントウヨメナ 2015/8/22 2015/8/23 2015/8/23 会場近くで見かけたキク科の花、2種です。 シラヤマギクは、名前の通り白い舌状花を持つ花ですが、舌状花の数は少なめで、数も一定しません。 カントウヨメナは、名前の通り関東以北に分布する野草です。 舌状花の色は、白から淡紫色まで変化があり、右端のものはノコンギクに近い色合いです。 しかし、ノコンギクは葉がゴワゴワ、ザラザラし、花芯の黄色い部分が小さいので区別できます。 |
コバギボウシ オモダカ ミゾカクシ 2015/8/23 胎内からの帰路、新発田の田園地帯の湿地や田んぼの畦で見かけた野草です。 コバギボウシは、放棄された田んぼが湿地となった所で数株見かけました。 オモダカとミゾカクシは、田んぼの畦で見かけたものです。 コバギボウシとミゾカクシは淡紫色の花で、オモダカは純白の花です。 なお、オモダカの花穂は、基部に雌花、先の方に雄花が付きます。 |
コケオトギリ シカクイ ホタルイ . 2015/8/23 胎内からの帰路、加茂市近くの山中の湿地で見かけた野草です。 この場所でいつも休息を取るのですが、駐車場脇の湿地で紅葉している野草が気になっていました。 しかし、時期的に花がなく、種類の特定ができずにいました。それがやっとわかったのです。 オトギリソウ属のコケオトギリです。説明にも、秋には葉が紅葉すると記述されています。 ただ、今は8月の下旬なので、ちょっと早すぎる気もしますが、この辺りでは早いのでしょう。 湿地に群生しており、遠目にも一面赤く見えるので良く目立ちます。 その同じ湿地に自生しているのが、シカクイとホタルイです。 両方ともカヤツリグサ科ですが、属が異なります。 シカクイは、稈の断面が四角で、その先に1つの小穂を付けます。 ホタルイは、稈の断面は円形で、その先に数個の小穂を付けます。 その小穂の下部から苞が真っ直ぐに伸びているので、稈の途中に小穂が付いているように見えます。 |