開催日 | : | 2014/8/8(金)〜8/10(日) |
開催地 | : | 長野県諏訪郡原村17217番地1613 八ヶ岳自然文化園 |
星まつり会場の一部に作られる観望エリアの様子です。
毎年、自慢の愛機が林立し、多くの人でにぎわう場所なのですが、今年はちょっと違いました。 何時降り出してもおかしくない空模様のため、出されている機材が少なく、夕方には多くが撤収されます。 2日目の機材紹介の後は、空模様も怪しくなり、全て撤収されて何もない状態となってしまいました。 なお、機材の詳細に関しては、ちゃっきりさんのウェブサイトを参照ください。 |
観望エリアの様子です。空模様が怪しく、機材数は少ないですが、昼間は愛機が並びます。 中央付近に陣取った かつさんとフォーマルハウトさんのNinja400の揃い踏みです。 右側のNinja400のカラーリング、昨年の写真にもありました。 |
2013年版 2014年版 . 反対側から見ると、そう、今年も出現した かつさんの痛スコです。 Ninja400に等身大の初音ミク。でも、昨年の初音ミクより、スレンダーに変身したようです。 今年も、すずさんデザインの原村星まつりステッカー いただいてきました。 |
観望エリアに出現した、レトロな望遠鏡です。 レンズに「GOTOKOKAKU KENKYUSHO」の刻印があり、五藤光学研究所の製品のようです。 いろいろ調べたところ、戦前に制作された「アポロン号」という機材に似ています。 D=47mm、Fl=800mmの色消レンズ(おそらくアクロマート)を使った望遠鏡とのことです。 覗かせていただきましたが、保存状態が良いようで、良く見えました。 ※ 本写真の掲載に関して了承をいただくのを忘れておりました。 問題がある場合は、ご連絡いただければ、直ぐに削除いたします。 |
八ヶ岳自然文化園は、文字通り、自然の中にあります。
普段は、キャンプなどできないのですが、星まつり期間中は、特別に許可が出ます。 しかし、今年は台風11号の影響で雨が予想されたため、テントはやめてタープのみとしました。 雨の時の避難場所として必須です。今年は、タープの下で過ごす時間が多くなりました。 雨の合間に、園内を散歩したり、近くのもみの湯に出かけて汗を流したりしました。 |
今年、八ヶ岳自然文化園内で見られた野草
今年も文化園やその周辺で、散歩がてら花や昆虫の写真を撮ってきました。
今年は、昨年はツボミだけしか見られなかったレンゲショウマが2輪だけですが開花していました。 それ以外にもオトギリソウやトモエソウなど、新たに見かけたものもいくつかありました。 レンゲショウマ(Anemonopsis macrophylla)。 昨年、気が付いたのですが開花していませんでした。 今年もツボミばかりが目に付き、諦めかけた時、木陰に2輪だけ開花しているのを見つけました。 淡紫色を帯びた萼が花弁のように大きく開き、その内側に少し濃い目の紫色をした花弁があります。 林内でひっそりと咲いている何とも気品のある色と形をした花です。 |
オトギリソウ(Hypericum erectum)。観望エリアのすぐ脇で見かけました。 花の形からビヨウヤナギを連想しますが、花は直径2cmに満たないかわいらしいものです。 花弁や萼片には、黒い点や線が入っており、葉にも褐色の点が入っています。 |
トモエソウ(tomoeso Hypericum ascyron)。これも観望エリアの近くで見かけました。 同じくビヨウヤナギのような花で、直径も5cm程あります。ただ、花弁が真っ直ぐではなく曲がっています。 その曲がっている様子が巴紋に似ているのが、和名の由来です。 |
イブキジャコウソウ(Thymus quinquecostatus)。観望エリアの近くでちょっとした群落になっていました。 ピンクの花をたくさん付けており、触ると芳香が香りたちます。 |
ミヤマママコナ(Melampyrum laxum var. nikkoense)。観望エリア近くの林内で大きな群落を作っていました。 以前にも見かけたことはあるのですが、これほどの群落を作っているとは思いませんでした。 林の中で、水の流れにでも沿うように帯状に群生していました。 |
ツリガネニンジン(Adenophora triphylla var. japonica)。園内の林で見かけました。 立ち上がった花茎に、薄紫の花が輪生しています。ただ、花の形が釣鐘型ではなく、先のすぼまった壺型です。 このような花が咲くのは、母種であるサイヨウシャジンなのですが、分布域が合わず、花が輪生している点が異なります。 これらの点からツリガネニンジンとしました。個体変異の多い植物なので、花冠の形も様々なのでしょう。 |
ナガエミクリ(Sparganium japonicum)。園内の池で見かけました。 コウホネやカンガレイに交じって生えていました。水が少ないこともあり、抽水葉は見られませんでした。 最初に気付いたのは、金平糖の様な若い果実(右端の写真)でした。 その後、上部に未開花の雄花と、下部に雌花を4個付けた花茎を見つけました。 |
今年、八ヶ岳自然文化園内で見られた昆虫
今年は、曇り時々雨という天気のせいか、毎年、うるさいほど鳴いていたエゾゼミの声もまばらです。
園内を散歩しても、見かける昆虫は少なく、何種類かのハチに会えた程度です。 トモンハナバチ ツルガハキリバチ ヤマジガバチ (Anthidium septemspinosum) (Megachile tsurugensis) (Ammophila infesta) . トモンハナバチとツルガハキリバチは、園内の林で、同じノアザミに来ていました。 ヤマジガバチは、同じ場所のサワギキョウに止まっていました。 |
オオマルハナバチ トラマルハナバチ (Bombus hypocrita hypocrita) (Bombus diversus diversus) レンゲショウマの撮影をしていると、オオマルハナバチが蜜を求めてやってきました。 バックのレンゲショウマにピントを合わせていたため、ちょっと前ピンですが、良いアングルでのショットとなりました。 トラマルハナバチは、観望エリア近くで、ムラサキツメクサに来ていたものです。 花の周りを飛び回って、給蜜していましたので、口吻が出たままですね。 |