開催日 | : | 2008/8/8(金)〜8/10(日) |
開催地 | : | 長野県諏訪郡原村17217番地1613 八ヶ岳自然文化園 |
2008/08/09 11:16 2008/08/09 14:24 原村の星まつり会場、お昼前までは晴天で、青空が広がっていました。 ところが、午後になり、徐々に雲が広がり始め、恒例のスコールのような豪雨の予感です。 が、結局のところ、多少パラパラと降った程度で終わってしまいました。 そのため、蒸し暑さが増しただけで、空もパッとしません。今夜が心配です。 今年は、MEADE製の40cmACF光学系反射望遠鏡を、電動架台に搭載したシステムが見られました。 持ち運ぶには重すぎるシステムを電動の架台に載せることで、移動可能としたものです。 |
<観望エリアに勢ぞろいした自慢の愛機たち> 今年も観望エリアには、自慢の愛機を携えた面々が集まりました。 毎年、見かける愛機もあれば、初めて見る愛機もあります。 今年は、ミス諏訪の来訪もあり、自慢の愛機に色を添えてくれました。 最下段の反射望遠鏡は、寸胴鍋を鏡筒に利用した自作機で、運搬時には右のように収納されます。 |
八ヶ岳自然文化園は、文字通り、自然の中にありますので、昼間の散策にはもってこいです。
多くの植物や昆虫、野鳥などがたくさん生息しています。その一部をご覧ください。 ※ 詳細に関しては、八ヶ岳山麓 ドライブ&キャンプに紹介させていただきました。 |
八ヶ岳自然文化園で見かけた野草
エゾミソハギ(Lythrum anceps)です。 枝先に穂状花序を付け、多くの紅紫色の花を付けます。見た目は、ミソハギに酷似しています。 花後、付属体が直立したままになるのが本種で、平開しているのがミソハギです。 |
ツリフネソウ(Impatiens textori)です。 花の形が花器の釣舟に似ていることが、名前の由来といわれています。 |
ノリウツギ(Hydrangea paniculata )です。 樹高数mの落葉低木で、アジサイの仲間です。 円錐花序に多数の花を付けますが、そのなかに萼片が花弁状に大きくなった装飾花が混じります。 花は良く目立ち、ハナカミキリなどの訪花性昆虫がたくさん集まります。 |
コバギボウシ(Hosta sieboldii)です。 漏斗型で淡紫色〜濃紫色の花を横向きに付けます。 よく似て大型のものはオオバギボウシ(Hosta montana)で、若葉はウルイと呼ばれる山菜です。 |
オオハンゴンソウ(Rudbeckia laciniata)です。 北米原産の帰化植物で、外来生物法により特定外来生物(第二次指定種)に指定されています。 頭花は直径5〜6cmと大きく、黄色い花弁なので、いやが上にも目を引きます。 |
オミナエシ(Patrinia scabiosifolia)です。 秋の七草の1つで、茎頂の散房花序に小さな黄色い花がたくさん付きます。 秋の七草ですが、開花が始まるのは真夏の8月からです。 よく似ていて、花が白いのはオトコエシで、女郎花より一回り大きくなります。 |
八ヶ岳自然文化園で見かけた昆虫
アカハナカミキリ(Aredolpona succedanea)です。 チダケサシのピンクの花でよく見かけたアカハナカミキリです。 体長20o前後の赤いカミキリムシで、花(特に白い花)に集まってきます。 |
ノシメトンボ(Sympetrum infuscatum)とオツネントンボ(Sympecma paedisca)です。 ノシメトンボは赤とんぼの仲間ではもっとも大型種ですが、成熟してもあまり赤くなりません。 オツネントンボは、アオイトトンボの仲間で、成虫で越冬する数少ないトンボの1種です。 和名のオツネンは、越年に由来するもので、まさに、名が体を表している名前です。 |