撮影地 | : | 神奈川県相模原市 |
撮影機材 | : | Nikon D700 TAMRON SP70-300mm F4.5-5.6 Di VC USD Tokina MACRO 100 F2.8 D(12/23のみ) |
沈み行く金星と土星(2019/12/14,23)
2019/11/15 17:20, 12/04 17:07, 12/14 17:11, 12/23 17:16 残念ながら、金星と土星が接近する12/11前後は天候が悪くて、西空に星が見えることはありませんでした。 やっと西空が晴れて撮影できたのは12/14で、次に撮影できたのは12/23になってしまいました。 上記は、撮影した4日分の西空を合成したもので、3惑星の位置が大きく変わっているのが分かると思います。 土星は、12/14にやっと写野内に入ったもので、12/4の時点では写野外のかなり上の方に見えます。 どれくらい上の方かは、12/4の写真を見ていただければわかると思います。 2019/12/14 18:05〜18:17 2019/12/23 17:18〜17:41 2019/12/14 このときには、木星はかなり明るいうちに沈んてしまうため、金星と土星のみとなりました。 金星と土星の最接近から数日経っていますが、それでも比較的近くに見えていました。 土星が丹沢山地(大山)の麓に沈む直前までを、10ショット×12回撮影して、合成したのが上の写真です。 160mmでの撮影で10ショットを合成すると線状になり、1分間隔で12回分を合成すると破線のようになります。 ただ、途中で間隔がずれた所があるため、奇麗な破線にはなっていません。 また、この辺りは航空機が飛ぶので、翼端灯の閃光が点線状に写っていて、画面がにぎやかになりました。 2019/12/23 金星と土星がかなり離れてしまっており、金星の高度が高いため、縦位置での撮影となりました。 撮影時刻が50分ほど早いために残照が明るく、金星と土星以外には、やぎ座のβ星がかろうじて写っている程度です。 2019/12/14 18:25〜18:32 2019/12/23 17:56〜18:24 2019/12/14 左側は、金星が丹沢山地(大山)の麓に沈む所までを、230mmで撮影して合成したものです。 そのため、10ショット分を合成した線の長さも、上記の写真よりは長くなっています。 最後の撮影で、18:31:53では写っていた金星も、18:31:55では山陰に消えていました。 なお、水平に点々と写っているのは、航空機の翼端灯の閃光です。 2019/12/23 右側は100oでの撮影で、撮影開始時刻が早かったので、麓に沈むところまでは撮れませんでした。 この撮影でも航空機の翼端灯の閃光が、水平に近い点線として何筋も写って、にぎやかにしてくれました。 |