開催日 | : | 2024/8/23(金)〜8/25(日) |
開催地 | : |
新潟県胎内市胎内平(星まつり会場) 新潟県胎内市夏井1251-7 胎内自然天文館 |
今年も台風の影響(東海地方などの豪雨)で、実家から自宅に戻る日程が決まらず、ドタバタ。
天候が回復した間隙を縫って自宅に戻り、雨に会うこともほとんどなく、自宅に戻れました。 自宅で星見用に荷物を積みかえ、準備が終わって出発したのは12時前になってしまいました。 当日中に新潟に着きたかったので、いつものルートではなく、川越ICから小出ICへ向かいます。 小出ICを16:25に降り、ここからはいつもの国道290号線です。 星まつり会場の到着したのは、すっかり暗くなった20:10でした。
川越ICを13:50に通過し、上里SAに着いたのが14:20。ここで遅めの昼食です。
券売機が調整中で、蕎麦が買えず、谷川岳PAでと思っていたもつ煮定食になってしまいました。 15:25に谷川岳PAに到着。ここで、谷川岳の六年水をペットボトルに入れました。 関越トンネルを抜け、小出ICで高速を降りたのが16:25でした。 ここからはいつものルートで、国道290号線を進みます。 2024/8/22 16:57 以前から気になってはいたのですが、この辺りの民家にはいくつかの特徴が見られます。 上記は、その特徴がよく表れている民家で、外観から比較的新しい家のようです。 特徴の1番は、3階建てのように見える点で、豪雪地帯で見られる高床式の住宅になっています。 落雪被害の防止や落雪を取り除かなくても外光が入りやすいようになっています。 そして、2番目は屋根の頂点部分にある三角に尖った「雪割板」です。 これがないと屋根の両側に積もった雪がくっついたままバランスが取れて、落ちなくなります。 積雪で家が押しつぶされないようにするとともに、大量落雪による危険を防止するのが役割です。 3番目は、雪とはあまり関係なさそうなのですが、外壁が真壁(しんかべ)になっている点です。 日本家屋の屋内ではよく見られますが、外壁に使われているのも時折見かけます。 柱や梁などの構造材が露出するよう漆喰塗りで仕上げられた壁で、屋根下の三角部分が特徴的です。 もちろん、現代的な様式の家の方が多いと思いますが、このような家もよく見かけました。 話が横にそれてしまいましたが、栃尾の道の駅に着いたのが17:10。 ここでいつも油揚げをいただくのですが、そのお店が閉まる直前で、ギリギリセーフでした。 村杉温泉を通り過ぎた先にある、いつものローソンに着いたのは19:05でした。 ここで、夕食用のおにぎりなどを購入し、19:55に〆切の交差点を通過。あと一息です。 ここで気が緩んだのか、暗くて星まつり会場近くで道を1本間違え、気がつけばスキー場です。 引き返すにもUターンできる場所がなく、何とか引き返して到着したのが20時過ぎでした。 いつものメンバーが駐車スペースを確保してくれていたので、先乗りのメンバーに感謝です。 2024/8/22 挨拶もそこそこに、まずは今日の寝る場所の確保です。車中泊ですが、荷物の移動が必要です。 寝床が準備できたので、合流メンバーと乾杯。夕食を取って、雑談をして、この日は就寝。 |
翌日は、予約していた胎内高原ゴルフ倶楽部でゴルフを楽しみ、お風呂に入って一息。 いつもお世話になっている元亀田星っ子クラブの面々とも合流できました。 今年の星まつりは、天気予報と早い月の出(この日は20:30頃)の影響か、人出は少なめでした。 それでも雲の切れ間から星空が望め、楽しんでいる人が多々いました。 が、私も作ったばかりの経緯台式の望遠鏡は出したのですが、お酒が入っていたのでパス。 肉眼で少し星空を楽しんだだけで、この日も終わってしまいました。 2024/8/23 18:11 星まつりの受付のために会場へ上がると、ちょうど日が沈む所でした。 夕焼けに照らされた雲をバックにして天文台が浮かび上がり、景色としては良い感じです。 が、裏を返せば雲が多いということで、今夜の星空がどうなのか気がかりです。 2024/8/23 18:26 2024/8/23 18:37 受付を済ませた後、受付近くで車から自慢の50cm反射を下ろしているのじまさんに会いました。 今年も、昨年と同じ女装スタイルです。空の様子が気になり、組上げるかどうか悩んでいるそう。 2024/8/23 18:50 2024/8/23 18:50 その後、開店準備中の店舗で、何か出物はないかと物色しながら一回り。 気がつけば、辺りは先ほどより暗くなって、出展社の灯りが目を引くようになっていました。 今日の天気予報が良くなかったのと、月の出が8時半頃と早いので、今年の人出は少なめです。 <ここで購入したパーツで組上げた三脚と経緯台式望遠鏡> ※ 写真は実家の庭で撮影したものです。三脚をさらに安定させるための重りも取付け可能です。 夕食を取るためにキャンプ場所に戻り、その後、今年自作したばかりの経緯台のセットアップ。 かなりしっかりした三脚にしたので、昨年のものより操作時のふらつきは少なくなりました。 しかし、夕食後、いつものように自慢のお酒を持った方々がみえ、一緒に飲んでしまいました。 そのため、多くの人が雲の切れ間から星空観望を楽しんでいる中、私はパス。 時折、肉眼で星空を眺めるだけで終わってしまいました。 |
明け方に少し強い通り雨があり、2日目も天気は不安定なようです。 その後、雨は降ることなく、暑い1日となりました。暑いので、カメラを持って日蔭を散策。 通路脇でイチモンジチョウと出会い、池(沼?)の畔でヒメシャチホコガの幼虫に出会いました。 シャチホコガ科の幼虫は、写真でしか見た事が無く、実物にあったのは初めてです。 イモムシとは思えない独特の形をしていて、それが鯱に似ているのが名前の由来です。 途中の林内で、樹液に3種類のスズメバチが集まっているのを見かけました。 2匹はキイロスズメバチとヒメスズメバチと分かるのですが、茶色いのは初見です。 調べてみると、見た目そのもののチャイロスズメバチで、稀にしか見られない種だそうです。 今日も、昨日と同じく雲の多い空だったのですが、夜になっても変わりません。 昨日同様、いろいろな方がお酒を持って集まってきたので、今日も宴会モードです。 ということで、今日も望遠鏡は出したまま、まともに見ることなく終わってしまいました。 <イチモンジチョウ> <ヒメシャチホコガ> 日中は暇なので、カメラを持って芝生広場の方をぐるりと散策に出かけました。 さっそく目に飛び込んできたのがイチモンジチョウで、実物を見るのは初めてになります。 さらにその先にある池というか沼※でしょうか。その畔でヒメシャチホコガの幼虫に出会いました。 蛾の幼虫ですからイモムシなのですが、中・後脚がやたら長い、イモムシらしくない姿をしています。 写真では見知ってはいたのですが、実物を見たのは初めてで、なんとも言えない独特な容姿です。 この沼を飛び回っている大型のトンボ、今年も撮影にチャレンジましたが、早すぎて追いきれません。 ということで、今回もきれいな写真は撮ることができませんでした。
<エゴノキ> <リョウブ> <タニウツギ> 芝生広場に行く通路脇で見かけたのがエゴノキで、多くの果実がぶら下がっていました。 沼を過ぎた辺りで見たのがリョウブでした。かろうじて1個の花序だけ、花が残っていました。 花期は6月〜9月ですが、奥胎内ヒュッテの近くで見たときも、ほとんど花は咲き終わっていました。 リョウブの近くで、タニウツギも1花序だけ花を付けていました。 花期は5月〜6月なので、とっくに過ぎており、この花序はかなりの晩生ですね。 <チャイロスズメバチ、ヒメスズメバチ、キイロスズメバチ> ゴルフ場に続く道路脇の林内で、3種類のスズメバチが樹液に集まっているのを見つけました。 右上がヒメスズメバチ(腹端が黒い)で、その下がキイロスズメバチなのは直ぐに分かりました。 が、左上の茶色いスズメバチは見たことがありませんでした。 後で調べて、そのものずばりのチャイロスズメバチと分かりました。稀にしか見られないそうです。 生態も変わっていて、他のスズメバチの巣を乗っ取ってしまう「社会寄生性スズメバチ」とのこと。 これら3種類のスズメバチが、一か所に集まっていることは、奇跡としか言いようがないかも。 |
最終日は、朝から雨の予報でしたが、それが後ずれして、朝には雨は降りませんでした。 雨が降る前にと、朝から多くの方が撤収を急がれていました。 私たちもそそくさと撤収を終え、8時半前には撤収完了。記念撮影をして解散となりました。 時間が早かったため、もう一度、カメラ散歩。沼の畔でいろいろなクワガタに会えました。 その後、家族に頼まれたお米を買いに、近くの農家の桐生さん宅を訪問し、しばし歓談。 この時期、昨年は30kgの玄米が200袋ほどあったのが、今年は激減との事。 世の中の米不足が、農家さんにも影響を与えているようです。 しかし、今年の稲の成長は順調で、ほどなく新米の刈り入れも始まるだろうとの事。 農家さんを後にして、奥胎内から新発田市の郊外を通ったとき、首を垂れた稲穂が見事でした。 来るときは日が落ちた後だったので見られなかったのですが、稲の生育は順調なようです。 その後、五泉温泉郷のいつもの温泉をと行ったのですが、今年も誰もいません。 仕方なく、共同浴場の「薬師の湯」へ。ここで一っ風呂。やっとすっきりしました。 14:05に薬師の湯を出発し、15:38に人面交差点を通過するところで、とうとう雷雨に。 15:55にすがばたけに到着。大雨で片付けを始めていた所にお邪魔して、ギリギリで野菜を購入。 16:00に栃尾の道の駅に到着。ここでいつもの油揚げをいただき、お土産用に購入。 ついでにと、ここで使用されている醤油をと思ったのですが、在庫切れで、来週入荷予定との事。 売店にもあったと思ったのですが、こちらは製造元が製造中止し、置いていないとの事。 ここの油揚げには、ここの甘め醤油(出汁が入っているらしい)がピッタリなのですが、残念。 道の駅を出てから雨足は激しさを増してきて、小出ICから高速へ入っても雨足は変わらず。 谷川岳PAに18:10に到着。やっと雨は小降りになってきました。 ここで、眠気防止にと夕食に激辛のもつ煮を注文。名前の通り、ハバネロが強烈でした。 高坂SAで最後の休憩を取り、20:25に川越ICで高速を降り、国道16号へ。 ここで、ナビが高速に乗せようと変な案内。気付いて再修正し、再出発。 多少、回り道をしてしまいましたが、22:48に自宅に無事到着。 <オオルリボシヤンマ♂> <オオルリボシヤンマ♀> 昨日はうまく撮れなかった大型のトンボですが、このときは産卵のため岸近くにいました。 その周りを青い斑紋のオスが、警戒飛行を続けていました。 薄暗いこともあり、流し撮りでも完全な静止画像は撮れず、多少ブレてしまいました。 それでもかなり詳細な点も確認でき、オオルリボシヤンマであると確認できました。 <コクワガタ♂> <スジクワガタ♂♀> <スジクワガタ♀> <ミヤマクワガタ♀> <ミヤマクワガタ♂ヤマ型> この沼の畔で、樹液が出ている樹(おそらくコナラ)が何本か見られました。 その内の1本で、樹液にいろいろなクワガタムシがついているのを一緒にいた友人が見つけました。 上段の3枚の写真がその時のもので、コクワガタとスジクワガタです。 写真を撮っていると、友人が地面の上にいるミヤマクワガタに気が付きました。 その写真も撮ろうと反対側に回ったとき、ミヤマクワガタが全く動かないことに気づきました。 手で触っても動かないので、死んでいることが分かりました。死んで間もないのかきれいです。 そっと持ち上げて近くのササの葉の上に置いて撮ったのが、下段右の写真です。 下段左のミヤマクワガタのメスは、手前の林内で見たもので、これも友人が見つけたものです。 2024/8/25 12:16 2024/8/25 12:26 散策後、友人と分かれて地ビールを買おうと行ったのですが、お休みで買えませんでした。残念。 その後、家族に頼まれていたお米を買いに、地元の農家さんの所へ行きました。 昨年に比べて在庫が激減しているとのこと。ご無理を言って、玄米を10s分けていただきました。 その後、国道290号線から〆切の交差点で、新発田市郊外の農道の方へ進みました。 その途中で撮ったのが上記の2枚の写真で、上段が道路の右手(日本海側)で、下段が左手(山側)です。 いつもの事ですが、左右で田んぼの雰囲気ががらりと異なります。稲の種類が異なるのでしょうか。 どちらも稲穂が首を垂れ、刈り入れが始まるのもそう遠くはなさそうです。 <オビガ> <リンゴツノエダシャク> 県道60号から再び国道290号へ出て、12:32に松岡駐車場に到着。ここで一休み。 トイレの常夜灯に誘われて、昨晩、ここに飛来した数種類の蛾が壁に張り付いていました。 その中で目立っていたのが上記の2種で、オビガもリンゴツノエダシャクも開帳は50o前後でした。 2024/8/25 14:05 五頭温泉郷に着いたのが13:15で、いつも寄っていた「出湯うるおいの里」へ行ってみました。 昨年同様、人気がなく、閉鎖されているようには見えないのですが、営業していないようです。 仕方がないので、昨年同様、近くの共同浴場「薬師の湯」へ向かいました。 汗を流してすっきりとし、「薬師の湯」を出たのが14:05でした。そのとき撮ったのが上記の写真です。 <カワラケツメイ> <サワヒヨドリ> <イトイヌノヒゲ> <コケオトギリ> <ツルマメ> . いつも一休みする加茂市の外れにある駐車場についたのは、15:00でした。 雷鳴がだんだんと近づいていて、のんびりとはしていられない状況です。 いつもここで確認できている草花を急ぎ撮影。新顔のツルマメが花をたくさん付けていました。 いつもびっしりと生えているクサネムが見えたりませんが、探している暇はなさそう。 雷鳴に背中を押されて、雨が降り出す前に駐車場を後にしました。 15:22に人面交差点を通過。ここで、とうとう雷雲につかまってしまい、雨が降り出しました。 15:55にすがばたけに到着。大雨で片付けを始めていた所にお邪魔して、ギリギリで野菜を購入。 少し戻って16:00に栃尾の道の駅に到着。ここでいつもの油揚げをいただき、お土産用に購入。 ついでにと、ここで使用されている醤油をと思ったのですが、在庫切れで、来週入荷予定との事。 売店にもあったと思ったのですが、こちらは製造元が製造中止し、置いていないとの事。 ここの油揚げには、ここの甘めの醤油(出汁が入っているらしい)がピッタリなのですが、残念。 16:40に道の駅を出てから雨足は激しさを増す一方。小出ICから高速へ入っても雨足は変わらず。 谷川岳PAに18:10に到着。やっと雨は小降りになってきました。 ここで、眠気防止にと夕食に激辛のもつ煮を注文。名前の通り、ハバネロが強烈でした。 そのおかげか、眠気はすっ飛び、お眼目もぱっちり。18:40に出発。 高坂SAで最後の休憩を取り、20:25に川越ICで高速を降り、国道16号へ。 ここで、ナビが高速に乗せようと変な案内。気付いて再修正し、再出発。 多少、回り道をしてしまいましたが、22:48に自宅に無事到着。 |
今年見た野草
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今年見た昆虫
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今年見たその他の生物
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